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昨日の朝

昨日の話です。

朝4時過ぎにバイトが終わり、始発まで一駅歩くことにしました。

途中お腹が空いたので、コンビニに入りました。

そこで、ふとポケットに手を入れますと

「あれ?財布がない…」

ズボンのポケット右左前後、上着のポケットも確認するもやはり財布が無い。

しかし、僕は慌てませんでした。バイト終わりにたまにやらかすんです。スマホが無いと思ったら、バイトの上着のポケットに入れたままパターンのやつ。

僕は落ち着いてコンビニを出て、リュックを下ろし、バイトの上着を取り出しました。そしてポケットをさぐる。

…あれ?無い…ナイ…ない!!!

やや焦りだした僕はリュックの荷物を全部出し、手を突っ込みます。まさぐります。

無い!!

焦りはマックス、最高潮です!

まさか。

入れた記憶の無いサイド部分も一応確認しますが、やはり無い!!!

僕は確信しました。

あぁどっかに落とたんだ…と!!

とりあえずバイトが終わり着替えた場所まで戻ります。あそこで落とした可能性は高いです。

まだ4時過ぎ、人通りが少ないので、

まだあるかもしれない。淡い期待です…。

財布の中身は確か4千円ほどです。五千円札を崩したばかりだという記憶はあります。4千円…痛いは痛いですが、なんとか諦めのつく金額ではあります。

ただ、カードや保険証、そして何より昨日更新したばかりの免許証は諦めきれません!!

こうなってくると「なんで昨日更新しちゃったんだ!してなければ再発行ついでに更新という荒技で乗り越えられたのに…」という理不尽な後悔まで始まります。

もし財布が見つからないと当然歩いて帰ることになります。ここからだと家まで2時間くらい。こちとら2時間くらいの歩きなど屁でもありません。「そういう意味では我ながら良い場所で無くしたなぁ」などと、軽い自己防衛も顔を見せます。

そして着替えた場所に着くも…ない。あたりを見渡しても…ない。

最後の希望として、休憩中に腰をかけた場所が気になります。

半ば諦めながら、そこへ向かいます。

ここに無ければ、いよいよ交番です。

いろいろ手続きして、歩いて帰って、カギも無いから相方を叩き起こさないとなぁ。昼からのオーディションもめんどくさいなぁ。

なんてことを考えながら目的の場所に着くと…

ありました!!

財布!!

そしてあたりにぶちまけられた中身!!

複雑な思いで、ぶちまけられたものを拾います。免許証、銀行のカード、パスモに保険証、ポンタカードにTカード、そして家のカギ、ご丁寧に古い免許証までありました。

良かった。とりあえず大切なものは無くなってなさそうです。

おそらく金だけ抜いて逃げて行ったのでしょう。残念ですし、許せませんが、なんとなくホッとしている自分もいます。

財布の中を見ました。

お金が入ってました。

4千円入ってました。

どういうこと??

財布拾って、お金取らず、カードやカギだけぶちまけて、…どういうこと??!!

なんか取られたのか?僕は気付いてないけど、何か取られたのか?

データ的なものだけ取られたのか?

いや、むしろ何か入れられてるのか??

本当に何もされてないのか?

何、この逆に怖い状況。

何が起きてるのか分からない状況こそ、一番不安になることを僕は学びました。