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駄菓子屋さんは人生勉強にもなると思う

昨日子どもを連れて駄菓子屋に行った。

普段は「あれが欲しい」「これが欲しい」と店先で泣き叫んでねだる娘に「欲しい欲しいと言えば、何でも買ってもらえるわけじゃない」と根気強く伝えてきた。

それが、たとえ買ってあげることが簡単なものでも、しつこくねだれば手に入ると思ってほしくなくて。

一昨日はガチャガチャの前で大泣きして大変だったが、買わずになだめた。200円でも、その200円があればまた別な事ができるのだ。

昨日、駄菓子屋で今まで言ったことがない「欲しいものを5つまで、あなたの好きにカゴに入れていいよ」と言ったら娘はキラキラした顔をして店内を見た。

そして「これはなに?」「これは何味?」と聞きながらお菓子を吟味し「よし、これ、買おう」と嬉しそうにかごに放り込む。

店を歩き回り「あとふたつだよ」とか声を掛けながら付いていく。

欲しいお菓子が増えてくると「じゃあさっき選んだこれをやめて、こっちにする」とか自分なりに考えて5つお菓子をチョイスした。

レジまで自分で持っていき、お会計をしたら135円だった。好きなものを選ばせてその価格。素敵だ。

もうちょい大きくなったら逆に金額を制限して選ばせたい。まぁ、遠足のおやつ選びと同じだ。

大したことじゃないけど、限られた条件の中で自分が決めてものを選ぶ体験って大切だと思う。

欲しいと言えば買ってもらえる、だけじゃない。欲しいものを手にいれるために何かを諦める必要があることや、欲しいものを手にいれる対価がどの程度なのかを知ることは大事なことだ。

好きな駄菓子を5つ買うのに150円しかかからない。

あなたが先日やりたがった、200円のガチャガチャより安いのだ。

ガチャガチャのオモチャって買った日には遊ぶけど次の日にはその辺に投げられている。

だからガチャガチャってあまりさせたくないのだ。

135円の駄菓子を買って店の外のベンチに座る。

食べていい?

いいよ。

どれから食べようかなぁ!

おいしい!

あ…こっちは、美味しくなかった。お母さんにあげる(多分優しさ)

これは、明日も食べられるように残しておくの。

200円以下で多くを考えて、たくさん楽しんだ娘。

駄菓子屋最高だ。

また行く。

■こどもの頃買えなかった駄菓子屋のおもちゃを思う存分買って遊ぶ

(デイリーポータルZ - 05月03日 07:01)